滝沢 都 Miyako Takizawa | 工房 月慈
「青い鳥」亜麻九寸名古屋帯 | 滝沢 都 |
滝沢 都 | 工房 月慈(つきじ)
1971年生まれ
長野県上田市真田町出身 同在住
素材となる亜麻・和綿と蓼藍を、
畑で育てています。
紡いだ糸を、
蓼藍から作った蒅(すくも)を藍建てして染め、
布を織っています。
滝沢都 Instagram
https://www.instagram.com/koubou_tukiji/
やんばる同窓会事務局メンバー
在廊予定日
5月23日・24日(13時頃〜)・25日・26日
<展示作品は期間中ご購入いただけます>
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二回目のやんばる同窓会を、
THE YARDさんのご協力で開催できること、
本当に嬉しく思います。
今またこうして振り返ると、
あの頃に先生や先輩方に
芭蕉布を織ることを教わりながら、
山原で過ごした日々が宝物であったことを
再認識しています。
芭蕉布に憧れて沖縄に行きました。
ずっと山原に暮らし、
喜如嘉のおばさん方の様に、
生活の中から布を織りたいと思っていました。
でも色々あるのが人生…。
結局、芭蕉の育たない生まれ故郷に戻り
暮らすことになりました。
そして出会ったのが「亜麻」でした。
世界最古といわれる布ですが、
日本の手仕事としての
亜麻布(リネン)の歴史はまだ浅く、
これから重ねていく途上にあります。
今、静かな情熱を持ち、
この植物と布に向かっています。
略歴
1996年 横浜国立大学大学院修士課程
美術教育学研究科 美術研究専修 修了
1997年 水上勉氏主宰「勘六山房」で竹紙漉きを学ぶ
1998年 「喜如嘉の芭蕉布」伝承生として芭蕉布制作を学ぶ
2006年 独立
2007年 石垣島に移住
2012年 故郷の上田市真田町に戻る
主な展示会
2008~16,2018年 「うちくい展」「ぬぬぬパナパナのぬぬ」
新宿/ラ・ケヤキ、大阪/阪急うめだ本店、他
2014年 「冬の遊び」長野/Galerie夏至
2017~19,22年 「クラフトフェアまつもと」松本/あがたの森公園(2020,21年は中止)2018~19年 「日本のものあわせ」大丸札幌店、日本橋三越本店
2019年 「工房からの風」千葉/ニッケコルトンプラザ 屋外会場2021年
「土にいただくものづくり」富山/ノビル舎アトリエ
「-手仕事の布-染と織展」東急吉祥寺店
「信濃の工房から」埼玉/Gallery樟楠
2022年 やんばる同窓会2022 日本の夏じたく 横浜/三溪園
「青い鳥」亜麻九寸名古屋帯 | 滝沢都 バーズアイの柄で藍染めの緯糸だから 青い鳥だなと単純に思いつき、 その物語を思い返しました。 遠くを廻り、帰ってきて、 ここでできることをするって、 まるで「青い鳥」だと思い当たりました。 でも冒険をしなければ、 決して見つけられなかったと。 |
「バナナ追分」 芭蕉布六寸帯 | 滝沢都 もっと、自由に。 |
「海と空の間」亜麻ロートンショール | 滝沢都 毎日、犬と一緒に浜を散歩しました。 どれだけの海と空を見てきたことか。 それは、私の中にずっとあります。 染める時、並べる時、織る時、 その色は現れてきます。 |
「草の竪琴」 亜麻生成ショール | 滝沢都 亜麻の本当のよさは、生成りだと思います。 使い洗いを繰り返すことで、 その色と質感は変化していきます。 大きな亜麻布をまとうことで、 護られますように。 |
名刺入れ | 滝沢都 上から 芭蕉 / 和綿・亜麻 / 亜麻 制作協力:西川はるえ |
亜麻の花 | 滝沢 都 |
亜麻の繊維 | 滝沢 都 |